パチンコ・パチスロアプリで依存症を克服できない理由とは?

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パチスロ依存症の人の中には過去の私のように、ネットで依存症を克服する方法を検索したことがあるはずです。

ネットでよく見かけるのが「私はパチスロアプリで依存症を克服しました!ぜひ登録してください!」というもの。

かく言う私も以前、サミタこと「パチスロ・パチンコ 777TOWN.net」に登録したことがあります。

ここでは実際にサミタをプレイした時に感じたこと、そしてアプリでは止められない理由について解説します。

目次

真っ昼間から打っている人…こんなにいるの?

登録してログイン後にまず驚いたのが、平日の真っ昼間から結構な人が打っているということ。おそらくほとんどがニートだと思います。

1日中、いや数日連続で打っている人もいると思われます。なぜなら出玉がとんでもないことになっているからです。まさに廃人の集まり。

今は変わっているかもしれませんが、当時のサミタは「いくつかあるホール中から選び、そこで好きな台を打つ」というものでした。

色んな札が付いていて、高設定を示唆していると思われるものもありましたが、そういう台にはほぼ誰かが座っている状態。

「お前が言うな!」という感じですが、暇な人も結構いるものだ、と思ったものです。

出ている店の人気台は座れないことが多いですが、ガラガラの店では最新台でも結構空いていることがあるため、ログインしたけど何も打てないということはありませんでした。

もちろん設定が入っていないと思われるので、その分当たりまで結構な時間がかかってしまいましたけどね。

また面倒ではありますが、一台一台チェックしていくと、ボーナスやAT中の台とかもたまに拾ることもありました。

全体的なクオリティですが、当時にしてはよく頑張っていたな、という印象でした。

サミタでは満足できたのは最初だけ

最初は何も考えず、北斗、吉宗、獣王などをはじめ、自分が好きだったマッハGOGOGO2とかを打っていました。ぼけーっと、何にも考えず。

ただ全体的によくできているとはいえ、静止画はきれいですが、動作がもたつくので結構ストレスがたまります。

具体的にはレバーやボタンを押すのと画面の動作にラグがあるということ。パソコンのスペックはそれなりでしたが、毎回のことなので結構イライラします。

また賭けない麻雀が全く燃えないように、お金がかかっていないパチスロも全く面白くない。ドパミンが分泌されないわけです。

ボーナスやATに当選しようが、何万枚出ようが、プレミア演出を見ようが、全く感動がありません。

これはスマホのアプリでも同じことが言えます。ミリオンゴッドでGOD揃いを引いても虚しくなるだけでしょう?

それに通常時は面倒なのでオートプレイで放置。当選するまでの間漫画を読んだり、ボケーッと画面を見ながらお菓子を食べたり。

「あ、当たった」

それでボーナスやATを消化して、またボケーッと、という感じです。この状況を客観的に見て欲しい。どう見ても健全ではないのがわかるはずです。

本当に依存症だった人が書いているブログは少ない

先ほど話したように、サミタをはじめとするパチスロアプリは完全なる作業になるため、全く面白くないです。

結論から言いますが、パチスロアプリで依存症を克服することはできません。

よく考えてください。ゲームとは言え、パチスロに関わっている時点で止めることはできないのは至極当然のこと。

借金もない軽度の依存症の人なら満足できる場合もあるかもしれない。しかし、過去の私のように数百万単位で借金しているような人はまず無理です。

毎日打っていると、逆にホールに行きたくてたまらなくなってしまう。

よくパチスロ依存症克服方法について書いてあるサイトやブログがありますが、経験者の私が読めばわかります。

記事を書いている人のほとんどが依存症ではありません。クラウドワークスとかランサーズに外注でもしているのでしょう。もしくはエセカウンセラーですね。

  • 収支表をつけよう
  • ショッピングで気分転換しよう
  • ゲームを買おう
  • 彼氏や奥さんに正直に打ち明けよう

笑わせないでください。収支表をつけて克服できるなら、社会問題になっていません。ショッピング?打って負けて、買い物もして。傷口を拡げるだけ。

ゲームでやめられる人も一定数いますが、ハマり過ぎてネトゲ廃人になったり、スマホゲームにおいてはパチスロ以上に課金する人もいます。

ネトゲ廃人インターネットゲーム中毒者のこと。従来のオンラインゲームだけでなく、スマホゲームに数十万円課金する人もいて社会的問題になっている

彼氏や奥さんに話す?そんなことをしたら金額にもよりますが、ほとんど場合関係が終了、既婚者なら離婚確定です。

そりゃ当然ですよ。ギャンブル依存症で莫大な借金を作った人間と誰が結婚したいと思いますか?この先一緒に生活したいと思いますか?

人によっては手を付けてはいけないお金(子供手当て等)に手を出した人もいるんじゃないでしょうか?

逆の立場になってよく考えてください。

借金がある人のほとんどが、誰にもバレずに完済したいと思っているはず。これらは参考になりません。

他力で解決しても治らない

私は今この記事を読んでいるあなたの今後について真剣に考えています。だからあえて厳し目の口調にしています。

苦労せず、他人の力だけで完済したところで、根本的な解決にはなりません。

例えば親に払ってもらう、恋人や夫(妻)に払ってもらう。友達から借りる。自分で何一つ解決していないので、完済してもほとぼりが冷めたら必ずまた打ちに行きます。これは断言します。

自分のケツは自分で拭いてください。あなたは子供ではありません、立派な大人なんです。自分自身でケリをつけなければいけません。

借金を自分で完済したときの喜びを私は今でも覚えています。最後のおまとめカードを完済し、ハサミを入れたときのあの喜びを。

すべて自分のせいと認識することがすべての始まり

依存症を克服し借金を返済するためには「借金を作ったのは自分のせいだ」と認識することから始まります。

パチンコやパチスロで借金を作った人の中には

  • あの時上司に誘われなければ…
  • あの時彼氏に誘われなければ…
  • あの時友達に誘われなければ…

なんて思っている人が多いのではないでしょうか?

ここで一つ質問します、仮に他人に誘われたとして、最終的にパチンコ屋に行くと決めたのは誰ですか?

例えば背中に銃でも突きつけられて「今からパチ屋行かないとどうなるかわかってんだろうな?」なんて脅されたわけではないですよね?

パチンコ屋に着いた後も、コインサンドに漱石や諭吉を最終的にぶっ込んだのは誰でしょうか?

パチスロでお金がなくなって、消費者金融にお金を借りると決めたのは?申し込んだのは誰ですか?

全部自分ですよね。

誰かに脅されながらやったわけではない。

  • 行かない
  • 打たない
  • 借りない

という選択肢を選べたんです。でもあなたはそれをしなかった。つまりそれは全て自分の責任ということになあります。

まずはこう認識することが大切。誰かのせいにしても何も始まりません。

とはいえ悲観する必要はない

これは何も「自分のことをダメ人間と認識しろ!」と言っているのではないです。

自分が原因…これはつまり「自分が変わればすべてが変わる」ということを言いたいだけです。

自分が変わらなければ、この先何かある度に、あなたは一生人のせいにして生きることになります。

パチスロ依存症を克服して借金を完済するためには、自分が変わるしかないのです。

せっかく今この記事を読んでいるのですから、今日を新たな人生のスタートにしてください。そうなることを切に願っています。

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