おまとめローンは使い方次第で薬にも毒にもなる

状況を説明します。

3社の消費者金融に申し込みすべて使い切ってしまった私。更に増枠した結果、借金は大台を突破し130万に到達。

そこで困りに困って申し込んだのがおまとめローンです

今回はおまとめローンに申し込んだ後、オペレーターと電話でどのようなやりとりがあったかについて紹介したいと思います。

過去の私のように何の計画性もなくおまとめローンを利用すること、すなわちそれは死を意味します。これを読んでいる皆さんはくれぐれも覚えておいてくださいね。

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おまとめローンのオペレーターとのやりとり

WEBでおまとめローンに申し込んで数時間後、早速携帯に電話がかかってきました。

その日はたまたま仕事後に実家に寄っていた時だったので助かりました。勤務先なら誰が聞いているかわかりませんからね。壁に耳あり障子に目ありです。

電話に出たのは推定20代の女性オペレーターでした。

OL電話左

Haru様のお電話でよろしかったでしょうか?

電話する自分右

はい。そうです。

OL電話左

ありがとうございます。申し遅れました。私は○の高橋と申します。

電話する自分右

はい。

OL電話左

この度は○おまとめローンにお申込み頂きましてありがとうございます。

現在の借入状況を改めてご確認させて頂いてもよろしいでしょうか?

電話する自分右

3社で合計130万円になります。

OL電話左

…わかりました。ありがとうございます。

130万円のご希望ということですが、200万の枠をご用意させて頂きたく思います。それでまず他社の120万の返済に当てて頂きますようお願い致します。

電話する自分右

えっ!?200万?いいんですか!?

OL電話左

はい。大丈夫です。ただ他社のカードを精算した後は当カードの返済に専念して頂きますようお願い致します。

電話する自分右

わかりました。

OL電話左

それでは準備ができ次第カードの方は発送させて頂きます。何かご不明な点はございますでしょうか?

電話する自分右

いえ、大丈夫です。

OL電話左

それでは以上になります。本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。何かご不明な点がありましたら、いつでもお問い合わせください。

こんな感じです。時間にして10分程度だったでしょうか。あまりにあっさりOKになった私は拍子抜けしてしまいました。

200万の枠をもらう=地獄モード突入確定

当時は単純に「ラッキー!」と思いましたが、200万の枠をもらったことは大問題です。

他社の借り入れ総額は130万円。本来ならばおまとめローンも130万円でいいわけです。キリの良い所でせいぜい150万円がいいところ。200万円など全くもって必要ありません。

更にここで問題なのが今回のおまとめローンを含め、カードの借り入れをストップしなかったこと。

当時の私は知らなかったのですが、こちらから言わない限り消費者金融の社員は返済専用カードにしてくれないのです。

私のようにおまとめローンを利用するような輩は、ギャンブルや株、ショッピングなどを止められず、使ってはいけないお金にも手を出して借金。結果として多重債務となった人がほとんど。

自信ありな自分

お金がないならとりあえず借りればいい。お金ができた時にまとめて返せばいい

という考えです。

もう家賃などの生活費にまでパチスロにつぎ込んでいる…手を付けてはいけないお金に手を付けてしまっている状態。

自制が効かなくなっている人間に200万円の枠があるカードを与えたらどうなると思いますか?

大惨事になるのは誰が見ても明らかでしょう。

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おまとめローンのカードが到着

おまとめローンのカードが届いたので、早速130万円を下ろし、3社の返済を行いました。

あとはおまとめローンのカードだけを月々返済していけばいずれは完済することができます。

しかし先ほど話したように、おまとめローンを含め全てのカードは借り入れが可能。誰がどう見ても非常に危険な状態です。

借りる側から見れば、単純に枠が130万から330万にまで拡がったことになります。

本来ならば他社のカードは全て解約しハサミを入れ、おまとめローンのカードも返済専用にするべき…いや、絶対にしなければなりません。

今これを読んでいて、まだカードを返済専用にしていない人は今すぐカード会社に連絡してストップしてもらうようにして下さいね。

「いやいや俺は大丈夫だよ」と思う方もいるかもしれませんが、そもそも意思が弱く自制できなかったからこうなったんです。

物理的にカードの使用をストップしておかないとまた借り入れすることになります。必ず借り入れできないように設定するようにしましょう。

話を戻しますが、この状況…冗談抜きでヤバいですよね。

例えれば、傷から血が滴り落ちているにも関わらず、病院受診はおろか包帯すら巻かず止血処理をしていない状態…つまり、死を意味します。

その後数ヶ月は新たな借入もせず、なんとか普通に返済を続けることができました。

実はその間もパチスロは打ち続けていたのですが(この時点で問題あり)、運良く連勝したこともあり、新たな借入をすることはなかったのです。

悪魔の囁き

しかしいい状態はそう長くは続かないもの。

負けが混み始めたある日、会社帰りにパチンコ屋を覗いたところ、吉宗の1000Gハマり台が放置されていました。

4号機の吉宗の天井は1921G。一応750Gから期待値プラス。手持ちは3万。ギリギリ天井に到達するかどうか、というところ。

ハナビやアレックスなど4号機のAタイプで手堅く勝っていた昔の私なら絶対に手を出さない台でしたが、依存症状態の私は迷わず着席。

気付いた時にはコインサンドに漱石を投入している私がいました。完全に病気です。

順調にハマり続ける吉宗。全く当たる気配がありません。小役の落ちも悪く、全然回りません。結果1800Gを超えた所で種銭が切れてしまいました。

手持ちの3万円は今月の生活費の全てでした。給料日まで1週間。

食費はどうするのか?

他に急な出費はないのか?

パチンコ・パチスロ依存症はそんなことを考えることはできません。伝説の登山家ジョージ・マロリーよろしく

なぜパチスロを打つのか?そこにパチスロがあるから。

くらいの勢いなわけです。

きちんと先の事を考えられるなら、そもそもパチンコ・パチスロ依存症になんかになっていないですから。

明日の食事なんでどうでもいい。そんな事よりあと4000円あれば天井に到達という状況。

自信ありな自分

バケかもしれない。だが…BIGで1G連をカマせばあっと言う前に取り返せる…!!

そこで私が取った行動は…

以下の記事につづく…

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