【第3話】おまとめローンの空いた枠を使ったら一括返済を迫られるって本当?

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パチスロ依存症って、本当にやることが常軌を逸してます。

今回の話は、おまとめローンで借金を一本化し、「ようやく返済モードに入れる…!」とホッとしたのも束の間。地獄はまだ終わっていませんでした。

気づけばホールで4号機の吉宗に3万円をぶち込み、残金ゼロ。

天井まであと少し、だが財布はカラッポ。それでも「あと数千円あれば取り返せる」と信じて疑わない。

そこで私が取った、完全にアウトな選択とは──?

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投資しようにも財布に諭吉も漱石も不在

投資しようにも財布に諭吉も漱石も不在

吉宗に3万円を突っ込んだ時点で、もう“引き返す”という選択肢は頭から消えていました。

今この記事を読んでいるあなたなら、きっとわかるはず。

そう、「ハイエナされたくない」──それがすべて。

周囲には常連っぽい男たちが数人。やたら吉宗の島をウロつきながら、こっちの様子をチラチラ見ている。

そしてお約束の“タバコの箱”。

あれを右手に持ったまま、今か今かと下皿に投げ込むチャンスを狙っているのです。

しかし──私の財布には諭吉も漱石もいない。残っているのは、コンビニすら寄れないレベルの小銭だけ。

……何があってもコイツらにだけは取られたくない。

気づけば私は、無意識のうちに店員呼び出しボタンを押していました。

こういう時、席取りのためにタバコやスマホを置いておいても、相手が強引だったり常連だったりすると普通にどかされるんですよね(※鬼浜爆走愚連隊で一度やられてます)。

そこで私は“正式に”食事休憩を申請。ホールを出ました。

さて、ここで選択肢は3つ。

  1. このまま打つのを諦めて帰る
  2. 友人や家族に一時的に金を借りる
  3. カードローンを利用する

冷静に考えれば、1が最善なのは誰が見ても明らか。でも、依存症状態の私にそんな判断ができるはずもなく…。

2も無理です。「パチスロで負けたから金貸して」なんて言えるわけないし、そもそも深夜に「今すぐ金を貸してほしい」なんて連絡してくるやつ、どう見ても怪しすぎますよね。

──というわけで、残る選択肢はひとつ。

3. カードローンを利用する。

はい、終わりの始まりです。

パチスロ依存症の人は必要以上に財布に金を入れたがる

おまとめローンの枠は200万円。

そのうち130万円で3社の借金を清算し、残りの70万円は“空いた枠”として手元に残ることになりました。

しかも、カードは「返済専用」になっていない。

つまり──いつでも70万円を借りられる状態。依存症の人間にとって、これはほぼ“無限に打てる魔法のカード”です。

あと数千円でボーナスは引ける。
連チャンすれば余裕で返せる…大丈夫だ!

──そう自分に言い聞かせながら、私はセブン銀行へ直行。迷うことなく、5万円を引き出しました。

冷静に考えれば、「あと数千円」なら、1万円も下ろせば充分。

でも、依存症の人間って、意味もなく大金を下ろすんです。私もまさにそれでした。

なぜそんなことをするのか?

理由は単純で、「パチスロが打てるだけの現金が手元にないと落ち着かない」んですよね。

言い換えれば──「財布に現金がある=安心感、打てる余裕=自信」そんな間違った安心感に支配されているわけです。

じゃあ逆に、依存症を克服したい人はどうすればいいか?

それはこの“逆”をやればいいんです。

  • 財布に現金を入れない
  • キャッシュカードもクレカも持ち歩かない
  • 必要最低限、せいぜい昼飯代の1,000〜2,000円だけを持ち歩く
  • スマホ決済があるなら、財布すら持たないのもアリ

特に「会社帰りにホール直行」という流れを遮断するだけでも、依存抑止には効果絶大です。

仮に打ちたくなっても、いったん家に帰る→カードを取りに行く→ATMでお金を下ろす→ホールへ…と、行動のハードルが増えることで、冷静になる時間が生まれます。

依存症の怖さは、「理性で止められないこと」なんですよね。だったら、物理的に“打ちづらい環境”を作るのがベストなんです。

「自分の意志だけで治す」なんて、なかなか無理。だからこそ、自分を縛る仕組みを作るのが大切なんですよ。

5万円握って再勝負…その先に待っていたもの

5万円握って再勝負…その先に待っていたもの

さて、話を戻しましょう。

セブン銀行で下ろした5万円を握りしめ、私は一直線にホールへ逆戻り。再び、吉宗との勝負開始です。

1枚目の漱石をコインサンドに投入。しかし小役は落ちず、液晶もまるでやる気なし。

“打たされてる感”満載のまま、気づけば1900G近くまでハマっていました。

ようやく高確率に突入し、追っかけ演出からボーナス当選──…が、バケ

いやもう、この展開…もはやギャグです。ただ、依存症の人間は、そこで終わらない。

いや…まだだ。天国に入ってるかもしれない…!

そう自分に言い聞かせ、俵7連で1G連を狙うも、あっさりスカ。せっかくの100枚も一瞬で消え、さらに追い銭5000円

吉宗の天国モードは192Gが天井。

そこまで回そうとすれば、持ちコインでは足りない。結局、現金投資を追加するハメに。

…そして、その天国もあっさりスルー。

静かに、でも確実に──私の中の何かが壊れていく音が聞こえました。

正直、台パンしたくなる気持ちを必死に抑えつつ、私は肩を落とし、ホールを後にしました。

何やってんだ、俺…

そんな言葉だけが、頭の中をぐるぐると回っていました。

ついに一線を越えてしまった…

──やってはいけない一線を、私はついに超えてしまいました。

おまとめローンのカードに、手を出したのです。

これまで「返済のため」に使っていたはずのカード。

その“残った枠”に手をつけることが、どれほど危険な行為か。当時の私はまったく理解していませんでした。

一応フォローしておくと、今回のケースは形式上「違反」ではありません。

おまとめローンの利用枠200万円のうち、130万円を他社返済に充てたので、残る70万円の使い道は原則自由。規約違反にはなりません。

でも、もし仮に――「最初から返済目的ではなく、すべてを自分の欲に使った」としたら?

それがバレた時には、一括返済の要求が来る可能性も十分ある。下手をすればブラックリスト入りからの自己破産コースです。

これはもう、完全に地雷です。今この記事を読んでいる方絶対にやらないでください。

とはいえ──

一度味わってしまうと、人間の“歯止め”はあっけなく壊れます。

最初は震えながら引き出したお金も、2回目、3回目になると、ATMの操作に迷いは一切なくなる。そして、気づけばこう考えるようになるんです。

70万、自由に使えるお金がある
まだまだ戦える…!

…違うんですよ。

それは「使えるお金」じゃなくて、返さなきゃいけない借金なんです。

本来、借金というのは何かを得るために仕方なく背負うもの

  • 起業資金として
  • 結婚式の準備として
  • 学費の補填として

そういった借金なら、人に話してもある程度は理解されます。

でも、ギャンブルで借金は違う。誰にも理解されないし、勝てる保証なんてどこにもない。

にもかかわらず私は、「勝って返せばいい」という幻想を信じていました。

その結果、借金は雪だるま式に膨れあがり、私の人生は、さらに深い地獄のステージへ突入していったのです。

次回、いよいよ借金総額200万円突破

果たして、底はどこにあるのか…いや、底なんて最初からなかったのかもしれません。

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